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米国務長官 中国側に更なる対北圧力要求か

2017年3月18日 19:43

 アメリカのティラーソン国務長官は日本と韓国のあと中国を訪れ、18日、王毅外相と会談した。軍事行動も辞さないとする新たな北朝鮮政策を説明したとみられる。

 会談の冒頭、王毅外相はティラーソン国務長官の中国訪問を重視していると伝え、ティラーソン長官も米中はお互いを尊重し協力関係を強化してきたと応じた。

 ティラーソン長官は、王毅外相に続いて外交トップの楊潔チ国務委員とも会談する予定。北朝鮮が今後も核開発やミサイル発射を続ければ、軍事行動も選択肢の一つとする新たな北朝鮮政策について説明し、中国側に更なる圧力をかけるよう求めるとみられる。

 一方、中国は、過剰な圧力は北朝鮮の体制崩壊を招くと懸念していて、関係各国に自制を求める立場を改めて主張するとみられる。

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