北で拘束“こん睡状態”米大学生が帰国
北朝鮮に拘束されていたアメリカ人の男子大学生が約1年半ぶりに解放され、アメリカに到着した。ただ、大学生はこん睡状態にあると報じられている。
アメリカ人の大学生オットー・ワームビアさんは去年1月、北朝鮮で政治スローガンの表示を盗もうとしたとして拘束され、去年3月に15年の労働教化刑を言い渡されていた。
アメリカのティラーソン国務長官は13日、ワームビアさんが解放されたと明らかにし、ワームビアさんはアメリカに到着した。ただアメリカ・メディアによると、ワームビアさんは去年3月にボツリヌス中毒になり、睡眠薬を服用した後、1年以上もこん睡状態に陥っているという。
ティラーソン国務長官は、北朝鮮に拘束されている残る3人の解放についてもはたらきかけていくとコメントしている。