イギリスのロンドンで2日エリザベス女王の即位70年を祝う行事「プラチナ・ジュビリー」のパレードなどが行われました。

バッキンガム宮殿の周辺で行われたパレードにはエリザベス女王の長男チャールズ皇太子や孫のウィリアム王子一家が参加し、沿道には大勢の人が詰めかけました。

エリザベス女王はパレードには参加しませんでしたが、パレード終了後、ロイヤルファミリーとともにバッキンガム宮殿のバルコニーに姿を見せました。

エリザベス女王の在位期間は歴代イギリス君主の中で最長で、即位70年を祝うプラチナ・ジュビリーの開催は初めてのことです。

パレードを見た人「再びこんな君主に巡り合うことはないでしょう」

一方、エリザベス女王は身体に若干の違和感があるとして3日に予定されていた行事への出席を取りやめました。

96歳と高齢のエリザベス女王は今年に入って体調を理由に複数の公務を欠席していて、BBCは「女王のご体調が再び注目されている」などと報じています。