ハリケーンの影響で化学工場が大規模火災
ハリケーン「ハービー」が上陸し大きな被害を受けたアメリカ・テキサス州で1日、化学工場が大規模な火災を起こした。浸水による冷却装置の故障が原因とみられている。
火災を起こしたのはテキサス州ヒューストン郊外にあるフランス企業の化学工場。NBCテレビによると、これまでに2つの倉庫で火災が発生し、さらにほかの倉庫も火災や爆発が起きる恐れがあるということだが、近隣の住民らはすでに避難している。
この化学工場はハリケーン「ハービー」による洪水被害で浸水しており、その影響で冷却装置が作動しなくなったことが出火原因とみられている。
一方、ハリケーンの影響による被害はさらに拡大していて、NBCテレビによると、死者はこれまでに41人にのぼっている。