メキシコでM7.1の地震 149人死亡
メキシコ中部で日本時間20日未明、マグニチュード7.1の地震があり、少なくとも149人が死亡した。
首都メキシコシティーの近郊で発生したマグニチュード7.1の地震は、多くの建物が倒壊するなどしてこれまでに死者の数は149人に上っている。
メキシコシティーでは、3階建ての小学校が倒壊し、14人の児童と教師が閉じ込められたということで、救出活動が続いている。また市内に非常事態宣言が出され、軍が出動しているほか、ペニャニエト大統領は医療体制を強化するよう関係機関に指示を出すなど対応にあたっている。
メキシコでは、この日、死者1万人を出した大地震から、ちょうど32年にあたり、地震発生の数時間前にはメキシコシティーで大規模な防災訓練が行われていた。