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救出活動続く…223人死亡 メキシコ地震

2017年9月21日 6:49

 メキシコ中部で起きたマグニチュード7.1の地震では、これまでに223人が死亡した。発生から丸1日が過ぎたが、現地では倒壊した建物に取り残された人の救出活動が続いている。

 19日にメキシコの首都・メキシコシティー近郊で起きた地震では、多くの人が倒壊した建物の下敷きになるなどして、現地当局によると、これまでに223人が死亡した。

 倒壊したメキシコシティーの学校では、子どもら25人が死亡しているが、ロイター通信によると、がれきの中で女の子が手を動かしているのが見つかり、軍などが懸命の救助活動を続けている。この学校では依然、30人以上が取り残されているとみられている。

 メキシコシティーでは建物44棟が倒壊したほか、市内の4割の世帯で停電しており、政府がライフラインの復旧を急いでいる。