北核実験場付近の揺れ 自然地震と韓国分析
23日夕方、北朝鮮北東部の核実験場付近で地震が観測された。当初、核実験に関わる揺れとも見られたが、韓国の気象庁などは自然の地震によるものと分析している。
中国の地震局によると、日本時間の午後5時29分ごろ、北朝鮮の核実験場がある豊渓里の付近で揺れを観測したという。震源の深さは1キロ未満で、爆発による揺れの可能性もあるとしている。
一方で、アメリカの調査機関や国際的な機関などは、震源は豊渓里から50キロ離れた場所で、震源の深さは5キロとしている。
韓国の気象庁は自然の地震だと分析し、日本の政府関係者も「核実験があったとの連絡は来ていない」と話している。