国際民間航空機関 北朝鮮へ非難声明採択へ
民間航空の運航ルールなどを定めるICAO(国際民間航空機関)が旅客機の運航に「重大な脅威を与えている」として、北朝鮮への非難声明を採択する見通しであることがわかった。
ICAOは今月6日に臨時の理事会を開くが、NNNが入手した議論のたたき台となる文書には、北朝鮮を名指しして非難する内容が盛り込まれている。
これは、多くの旅客機が行き交う空域に予告なしで何度も弾道ミサイルが発射されたことを重く見たためで、「航空の安全への重大な脅威」と指摘している。
日本政府関係者によると日本が主導のもと、アメリカなどと連携して全会一致で非難声明を採択する見通しだという。