あす中国共産党大会が開幕 北京は厳戒態勢
中国で5年に一度となる中国共産党大会が18日、開幕する。新たな最高指導部人事を話し合う重要会議をひかえ北京市内は厳戒態勢となっている。
党大会がひかれる北京の会場周辺は、厳戒態勢がしかれている他、中国全土で警備レベルが引き上げられている。中朝国境の丹東の空港では、銃を構えた兵士の姿もみられるなど中国当局は、大会期間中の治安維持に万全を期す構え。
党大会の最大の焦点は、二期目を迎える習近平政権の新たな人事。習主席の側近が最高指導部にどれだけ入るかは習主席の権力掌握をみるバロメーターになる。
また、党の規約に入る習主席の指導理念が毛沢東思想と同様に個人名をつけた表現になるのか、習主席の権威の位置づけも注目される。