北朝鮮の朝鮮中央テレビは日本時間２９日午後０時半に重大報道を行い、「アメリカ全土を射程におさめる新型ＩＣＢＭ『火星１５型』の発射に成功した」と発表した。

　日本政府によると、弾道ミサイルは日本時間２９日午前３時過ぎ、北朝鮮の西岸から発射された。通常より高い高度に打ち上げるロフテッド軌道で発射され、高度は４０００キロを大きく超えたという。そして５３分間、飛しょうし青森県の西およそ２５０キロの日本海に落下したものとみられる。