崔被告に懲役25年・罰金等130億円求刑
韓国の朴槿恵前大統領をめぐる贈収賄事件などの裁判で、検察は、朴前大統領の友人で事件の中心人物とされる崔順実被告に対し、懲役25年罰金など130億円を求刑した。
崔順実被告は、朴前大統領と共謀し、韓国最大の財閥サムスングループなどから日本円であわせて約52億円の賄賂を受け取った収賄などの罪に問われている。
14日の裁判で、検察側は崔被告に対し、「初めて大統領が弾劾される国の危機を誘発した張本人」などと指摘。懲役25年、罰金と追徴金あわせて約130億円を求刑した。
崔被告への判決は、来年1月26日に言い渡される予定で、有罪判決を受けた場合は、共謀したとされる朴前大統領にも厳しい判決が下される可能性が高まる。