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北の船に石油精製品 台湾の会社経営者聴取

2018年1月5日 17:42

国連安全保障理事会の決議に反し、香港籍の船舶が北朝鮮の船に石油精製品を受け渡していた問題で、船舶の借り主である台湾の会社経営者が当局から事情聴取を受けていたことが分かった。

この問題は、香港籍のタンカーが北朝鮮の船に石油精製品600トンを海上で受け渡していたもので、韓国の税関は去年11月、タンカーの立ち入り検査を行った。

台湾の検察当局によると、香港籍のタンカーは「ライトハウスウィンモア号」で、今月3日までにタンカーの借り主である台湾の男性らから事情聴取を行ったという。

男性は公海上で石油製品を販売すると知りながら、税関に対して目的地は香港だと事実と異なる報告をしていたという。

台湾メディアによると、経営者の男は「北朝鮮の船が相手だとは聞いていなかった」と述べ、北朝鮮への密輸を否定しているという。

国連安保理決議は北朝鮮への石油関連商品の輸出を厳しく制限していて、国連に加盟していない台湾も協力する意向を表明していた。 

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