年内にも月の周回への旅行に使われる予定の、新型ロケットの発射実験がアメリカ・フロリダ州で行われ、打ち上げは成功した。

民間企業「スペースＸ」の新型ロケット「ファルコンヘビー」は６日、ケネディ宇宙センターから火星に向けて試験発射された。その後、ロケット本体とは通信ができなくなったが、切り離されたブースター２機が正確に帰還するなど打ち上げは成功している。

イーロン・マスクＣＥＯ「スペースＸチームを誇りに思う。世界最先端で最大のロケットをつくった。信じられない」

ロケットには、イーロン・マスクＣＥＯの愛車「テスラ」が搭載されていて、宇宙服を着たマネキンを乗せて地球を背に順調に周回している映像が公開されている。

打ち上げを見た人「すごかった。打ち上げを見たのは初めてなんだ」「本当に来たかいがあった」

「ファルコンヘビー」は、今年末にも行われる月周回への有人旅行に使われる予定。