エンジン故障で緊急着陸 “金属疲労”か
アメリカ東部の空港で、エンジン故障を起こした飛行機が緊急着陸する事故があり、乗客1人が死亡した。
17日午前、アメリカ東部・フィラデルフィアの空港に、エンジン故障を起こしたニューヨーク発ダラス行きのサウスウエスト航空ボーイング737が緊急着陸した。
NBCテレビは乗客の話として、飛行中にエンジンが故障し、部品が飛んで窓が壊れ、そこから乗客の女性が外に吸い出されそうになったと伝えている。
乗客「窓が壊れた時はパニックだった。機外に吸い出された女性を他の乗客が必死に引きずり戻そうとした」
飛行機には乗客乗員149人が乗っていたが、乗客1人が死亡、7人が軽傷を負ったという。
事故があった飛行機は2日前に検査を受けたばかりだったが、NTSB(=アメリカ国家運輸安全委員会)などによると、エンジンのブレードと呼ばれる部品が一部なくなっていたほか、金属疲労のあとがあったということで、事故の原因を調べている。