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イエメンで大規模軍事作戦 物資搬入拠点で

2018年6月14日 1:36

内戦が続く中東・イエメンで13日、人道支援物資の搬入拠点となっている街で、大規模な軍事作戦が始まった。世界最悪と言われる人道危機がさらに深刻化する恐れがある。

イエメンでは、ハディ大統領側と、イスラム教シーア派系の武装組織「フーシ派」が戦闘を続け、内戦が泥沼化している。

ロイター通信などによると、大統領側を支援するサウジアラビア主導の連合軍が13日、「フーシ派」が支配する西部のホデイダで、大規模な軍事作戦を開始した。

イエメンでは内戦によって、およそ840万人が飢餓に苦しみ、国連などが支援物資を搬入している。

軍事作戦が始まったホデイダはその拠点で、今後、支援物資が滞れば、世界最悪と言われる人道危機がさらに深刻化する恐れがある。