タイの洞窟に閉じ込められている少年ら１３人の救出作戦が、日本時間８日正午に始まった。

タイ北部・チェンライでは日本時間８日正午から、タイ人と外国人の１８人のダイバーが洞窟に入り、救出作戦を開始した。入り口から少年らのいる地点までは約６時間かかるということで、この後、入り口へ向かう際には、少年１人に対し２人のダイバーが付き添うという。

救出の際に通る経路には依然、水位が高い場所があるが、タイ当局は、今週半ばに大雨が予想される中、排水作業で水位が低下した今が最適のタイミングだとして救出作戦に踏み切った。

８日夜にも１人目を洞窟から出せる見込みだとしているが、全員の救出には２～３日かかる可能性があるとしている。