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北、ミサイル発射施設で重要設備取り壊しか

2018年7月24日 12:44

アメリカの北朝鮮研究機関は23日、北朝鮮のミサイル発射施設で「重要な設備の取り壊しが始まった」とする最新の衛星写真を公開した。

研究機関「38ノース」は、22日に撮影された北朝鮮・東倉里にある弾道ミサイルの発射施設の衛星写真を公開した。

発射台のエリアではミサイルを組み立てる建物の解体が進み、屋根がなくなっているほか、壊された建物の一部が周りに放置されている様子が分かると指摘している。また、ミサイルエンジンの実験台についても、上部構造が完全に撤去され、基礎部分の取り壊しも途中まで進んでいるとしている。

38ノースは、米朝首脳会談で合意した非核化の「重要な最初の一歩だ」と評価しているが、一方で、ほかの専門家からは「パフォーマンスではないか」と懐疑的な見方も出ている。