“マスク氏の巨額報奨金は違法”激戦州司法当局が差し止め求め提訴
アメリカ・ペンシルベニア州の司法当局は28日、アメリカ大統領選挙の激戦州で、実業家イーロン・マスク氏が有権者に巨額の報奨金を配っていることは違法だとして裁判所に対し、差し止めを求める訴訟を起こしました。
ペンシルベニア州・フィラデルフィアの司法当局は28日、イーロン・マスク氏が有権者に報奨金を配布していることは「宝くじにあたる」とした上で、認可を受けておらず「違法だ」として、州の裁判所に対し差し止めを求める訴えを起こしました。
マスク氏は、トランプ氏を支持する団体の署名活動に賛同した激戦州の有権者の中から抽選で毎日1人に100万ドル、日本円でおよそ1億5000万円を配布しています。
報奨金はすでに激戦州ペンシルベニア州などで小切手が受け渡されています。