ロシア前国防相、北朝鮮・金総書記と平壌で会談
北朝鮮の金正恩総書記が13日、平壌でロシアのショイグ前国防相と会談したことが明らかになりました。
ロシア政府は、北朝鮮の金総書記が13日、平壌を訪れたショイグ前国防相と会談したと発表しました。会談は「極めて信頼と友好に満ちた雰囲気の中で行われた」としていて、ショイグ前国防相の北朝鮮訪問を通じて「両国に関係する幅広い問題をめぐり、意見交換がされた」ということです
北朝鮮とロシアは、ことし6月に首脳会談を行い、軍事関係を強化する条約を締結するなど協力関係を進めています。このため韓国メディアは、今回の会談で兵器供与などについて議論された可能性を指摘しています。
一方、北朝鮮は12日、日本海に向けて短距離弾道ミサイルを発射していますが、韓国政府は「ロシアへの兵器輸出に向け、試験的に発射した可能性もある」との見方を示しています。