北朝鮮 国際海事機関の対応を改めて批判 立場反映を要求
北朝鮮は先月の弾道ミサイル技術を使った衛星の打ち上げをめぐるIMO=国際海事機関の対応を改めて批判し、北朝鮮側の立場を反映するよう求めました。
北朝鮮の国家海事監督局の報道官は8日、国営の朝鮮中央通信を通じて談話を発表しました。
談話では、先月の衛星打ち上げについてIMOに義務ではない事前通告を善意を持って行ったと主張、それにもかかわらずIMOが非難決議を採択したと強く批判しました。「つじつまの合わない荒唐無稽な決議」で「絶対に認めない」と強調しています。
その上で、北朝鮮側の立場をIMOの公式文書に反映するよう要求し、「IMO側の公式回答を待つ」としてます。
北朝鮮は衛星の打ち上げ失敗について、国内メディアでは報じない一方、対外メディアを通じて打ち上げの正当性を主張し続けています。