米メタ、上場以来初の減収 4~6月決算
フェイスブックを運営するアメリカのIT大手メタは27日、今年4月から6月の決算を発表し、上場以来初の減収となりました。
メタが発表した4月から6月の決算では、売上高は前の年の同じ時期と比べて1%減少し288億2200万ドル、日本円でおよそ3兆9300億円でした。
主力のインターネット広告事業の成長が鈍化し、2012年の上場以来、初めての減収となりました。純利益も前の年の同じ時期と比べて36%減少しています。
メタは声明で、「マクロ経済が不安定なため広告需要が低迷しており、この影響は続く」と説明しました。
一方、グーグルの持ち株会社「アルファベット」は、26日に発表した決算でネット広告事業が12%の増収となっていて、企業間で差が開いた形です。