尹大統領「法治がまだ生きていると感じる」 裁判所が釈放決定
韓国の裁判所は7日、内乱を首謀した罪で起訴された尹錫悦大統領を釈放すると決めました。
尹大統領は戒厳令を宣言したことをめぐり、内乱を首謀した疑いで、ことし1月に拘束され、その後、身柄はソウル拘置所に勾留されていました。
これに対し、尹大統領側は起訴後の先月、拘束は不当だとしてソウル中央地方裁判所に拘束の取消を求めていて、裁判所がこれを認めたものです。
裁判所は「拘束期間が満了した状態だった」とし拘束の取消を決めたということです。
裁判所の決定を受け、尹大統領側は「韓国の法治がまだ生きていると感じる」とコメントしています。
一方、検察は即時抗告することも検討しているということです。
最終更新日:2025年3月7日 15:07