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韓国・憲法裁判所で大統領弾劾審理が結審 尹氏、非常戒厳の正当性改めて主張

2025年2月26日 1:09
韓国・憲法裁判所で大統領弾劾審理が結審 尹氏、非常戒厳の正当性改めて主張

韓国の尹錫悦大統領による非常戒厳をめぐり、大統領が弾劾に相当するかどうかを判断する憲法裁判所の審理は25日、最終弁論が行われ、結審しました。

25日に行われた最終弁論では、尹大統領も意見を述べ、韓国メディアによりますと「国民の皆さまに申し訳ありません」と謝罪しました。その上で、非常戒厳について「野党が国政をマヒさせていることを国民に訴えるためだった」と正当性を改めて主張しました。さらに、「職務に復帰することになれば、未来世代のため改憲と政治改革を推進する」と述べ、職務への復帰に意欲を示しました。

韓国メディアは、来月中旬にも憲法裁判所の判断が示されるとの見方を伝えています。憲法裁判所が弾劾が妥当と判断すれば、尹大統領は罷免され、60日以内に大統領選挙が行われます。

最終更新日:2025年2月26日 5:36