スウェーデンが、NATO＝北大西洋条約機構に正式に加盟しました。

スウェーデンのクリステション首相は7日、ワシントンを訪問し、NATO加盟に必要な文書をアメリカ政府に提出しました。

これで加盟手続きは全て完了し、スウェーデンは、去年のフィンランドに続き、32番目の加盟国となりました。

NATO加盟には全ての加盟国の承認が必要で、スウェーデンはロシアのウクライナ侵攻を受け、加盟申請しましたが、トルコとハンガリーが難色を示し、手続きが遅れていました。

ストルテンベルグ事務総長は、「歴史的な日だ。全ての国が、自らの道を選択する権利を持っている事を示している」と歓迎しています。