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米司法長官 トランプ大統領にまさかの反撃

2018年8月24日 12:30

アメリカのトランプ大統領がロシア疑惑の捜査の進展に不満を強める中、司法長官を公然と非難した。すると、司法長官がまさかの反撃に出て、「不当な影響は受けない」との声明を出した。

アメリカ・トランプ大統領「セッションズ司法長官は司法省を全く統制できていない。長官にしたのは忠誠心だけが理由だ。就任したのに『捜査からは身を引く』だなんて、なんて人間だ」

トランプ大統領は23日に放送されたインタビューで、セッションズ長官を激しく非難した。腹心のセッションズ長官がロシア疑惑の捜査に歯止めをかけていないことに不満があるとみられる。

すると、大統領の度重なる叱責にこれまで口をつぐんできた長官がついに反撃に出て、「私が司法長官でいる間は、司法省は政治的配慮による不当な影響はうけない」との声明を発表する異常な事態になっている。

大統領との不仲がささやかれる中、長官が中間選挙前に更迭されるとの見方が浮上している。