アメリカのトランプ大統領が今年１１月に開かれるＡＰＥＣ（＝アジア太平洋経済協力会議）の首脳会談など３つの国際会議を欠席することになった。アジアでの存在感の低下につながるとの批判も出そうだ。

ホワイトハウスは先月３１日、トランプ大統領が１１月にシンガポールで開かれるＡＳＥＡＮ関連の首脳会議と東アジアサミット、さらに、パプアニューギニアで開かれるＡＰＥＣを欠席すると発表した。代わりにペンス副大統領が出席するという。

トランプ大統領が、中国の首脳も出席するとみられる国際会議に欠席することで、アメリカのアジアでの存在感が低下することにつながるとの批判も出そうだ。

トランプ大統領は、この１１月にフランスとアイルランドを訪問し、アルゼンチンで開かれるＧ２０首脳会議に出席した後、コロンビアを訪れるという。