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イエメンで40人犠牲 連合軍が誤爆認める

2018年9月3日 1:11

内戦が続く中東のイエメンで先月、子ども40人が犠牲となった空爆について、サウジアラビア主導の連合軍が1日、誤爆だったことを認めた。

イエメン北西部のサーダで先月9日、サウジアラビア主導の連合軍が市場を空爆し、バスで近くを通っていた子どもら40人を含む51人が死亡した。

イエメンでは、サウジアラビアなどが支援するハディ大統領側と、イランが後ろ盾になっているとされるイスラム教シーア派系の武装組織による内戦が泥沼化していて、市民が戦闘に巻き込まれるケースも相次いでいる。

連合軍は、これまで空爆について、「ミサイルの発射装置を狙った」として問題はないと主張していたが、1日、一転して誤爆を認め、関係者を処分する方針を示した。

空爆に対し、国際機関などから非難の声が強まる中、責任を認めることで、幕引きを図りたい思惑もあるとみられる。