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北“抑制”軍事パレード 韓国政府「評価」

2018年9月10日 13:41

北朝鮮で9日に行われた建国70年の軍事パレードが抑制的なものだったことについて、韓国政府は、南北関係の発展や朝鮮半島の非核化に向け、前向きなメッセージだと評価している。

韓国国防省の崔賢洙報道官は、10日の会見で、北朝鮮の軍事パレードにICBM(=大陸間弾道ミサイル)が登場しなかったことを「前向きに評価している」と述べた。その上で、「南北の軍事的な緊張を緩和し、信頼関係を築くための努力を続けていく」と強調した。

また、韓国統一省の白泰鉉報道官も、「南北関係の発展や朝鮮半島の非核化など、新たな未来に向けて良いメッセージを示してくれた」と評価した。

18日からは今年3度目となる南北首脳会談が開催される予定で、韓国政府としては、北朝鮮から非核化の具体的な措置を引き出し、停滞する米朝協議の打開を図りたい考え。