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アサド政権軍 ロシア軍偵察機を誤って撃墜

2018年9月18日 23:30

内戦が続くシリアで、ロシア軍の偵察機が17日、支援するアサド政権軍によって誤って撃墜された。アサド政権軍は当時、イスラエル軍と交戦中で、ロシアはイスラエルに責任があると非難している。

ロシア国防省によると、ロシア軍の偵察機は17日夜、シリア沖の地中海でアサド政権軍の攻撃によって撃墜され、乗っていた兵士15人全員が死亡した。

当時、アサド政権軍はイスラエル軍の戦闘機による攻撃に対応していて、付近にいたロシア軍機を誤って撃墜したという。

アサド政権を支援しているロシアのショイグ国防相は「イスラエルの無責任な行動で15人が死亡した」とイスラエルを非難し、「我々には報復行為をする権利がある」と主張した。

これに対し、イスラエル軍は遺憾の意を示す一方、「すべての責任はアサド政権にある」としている。