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北の資金洗浄に関与か 貿易会社取締役訴追

2018年10月26日 12:59

アメリカのトランプ政権は24日、北朝鮮の資金洗浄(=マネーロンダリング)などに関与したとして、シンガポールの貿易会社の取締役の男を訴追したと発表した。

訴追されたのは、シンガポールの貿易会社の取締役、タン・ウィーベン容疑者。アメリカ司法省などによると、ウィーベン容疑者は数年にわたって北朝鮮と共謀し、アメリカの金融機関を通じてマネーロンダリングを行ったほか、通貨の偽造や多額の現金の密輸、さらに麻薬の取引にも関与したという。

また、アメリカ財務省は、ウィーベン容疑者が取締役を務めるシンガポールの貿易会社2社と本人を制裁対象に追加し、アメリカ国内の資産を凍結した。

アメリカ財務省は、「北朝鮮の不正行為を支援するものはどんな個人や団体であれ、制裁を科す」と強調している。