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トランプ大統領“フランス批判”投稿

2018年11月14日 3:44

アメリカのトランプ大統領が13日、フランスを批判する投稿を相次いでツイッターに投稿した。マクロン大統領との間の溝を象徴する形となっている。

トランプ大統領は、13日にツイッターで「マクロン大統領はヨーロッパ軍の創設を提唱しているが、第1次大戦でも第2次大戦でも敵はドイツだった。フランスにとってどういう結果だったのか」などと投稿。マクロン大統領の持論である、アメリカに頼らず有事に対応する「ヨーロッパ軍」構想を改めて批判した。

また、第1次世界大戦終結100周年式典の演説で、自国の利益を優先するナショナリズムの兆候に強い懸念を示したマクロン大統領に対し、「フランスほどナショナリズム的な思想を持つ国はない」などとし、さらに「メイク・フランス・グレート・アゲイン」と自身の主張をもじって挑発するかのような投稿を行った。

一方のマクロン大統領は、アメリカメディアのインタビューで「私はツイッターを通じた外交ではなく、直接議論したり質問に答えたりすることを好む」などと答えている。