韓国で大学入試 受験生パトカーで送り届け
日本以上に厳しい学歴社会の韓国。15日は日本のセンター試験にあたる大学入学試験が行われていて、国中が朝から受験一色に染まっている。
韓国は15日、全国で一斉に大学入学試験が行われていて、受験会場の前では本番に挑む先輩に、後輩たちがエールを送っていた。パトカーが遅刻しそうな受験生を会場に送り届ける、毎年恒例の光景も。英語のリスニング試験の間は、飛行機の離着陸を取りやめるなど、国を挙げて受験生をサポートする。
また、今年はPM2.5が多い日が続いたため受験生が希望すれば試験中もマスク着用が認められることになった。
一方、受験生の保護者が子供たちの受験成功を願い、寺で一心に祈りをささげる様子も見られた。出身大学で人生が決まるとまで言われる、学歴社会の韓国。試験結果は来月5日に通知される。