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パキスタン 武装集団が中国総領事館を襲撃

2018年11月23日 17:58

パキスタン南部のカラチにある中国総領事館が武装グループに襲撃され、警察官など4人が死亡した。

地元当局によると、23日午前、カラチにある中国総領事館で爆発があり、武装グループが総領事館の中に侵入しようとした。警察官との間で銃撃戦になり、警察官2人と住民2人が死亡、武装グループ3人がその場で射殺された。中国総領事館の職員などにケガ人はいなかった。

地元メディアによると、パキスタンからの分離独立を訴える過激派組織「バルチスタン解放軍」が犯行声明を出している。この過激派組織は、中国がパキスタンで進める「一帯一路」関連の事業を批判し、これまでもテロを繰り返していた。

中国外務省の報道官は会見で「外交施設をねらった襲撃を強く非難する」と述べた。