×

中国総領事館を武装集団が襲撃 パキスタン

2018年11月24日 1:25

パキスタン南部のカラチにある中国総領事館が武装グループに襲撃され、警察官など4人が死亡した。

監視カメラには、銃を持って歩く3人の男の姿が記録されていた。

地元当局によると、23日、カラチにある中国総領事館に侵入しようとした武装グループと警察官との間で銃撃戦となった。この銃撃戦で、警察官2人と住民2人が死亡、武装グループ3人がその場で射殺された。中国総領事館の職員などにケガ人はいなかった。

地元メディアによると、パキスタンからの分離独立を訴える過激派組織「バルチスタン解放軍」が犯行声明を出している。

この過激派組織は、中国がパキスタンで進める「一帯一路」関連の事業を批判し、これまでもテロを繰り返していた。

中国外務省の報道官は会見で、「外交施設をねらった襲撃を強く非難する」と述べた。