大阪万博“地域経済活性化の起爆剤に”首相
2025年国際博覧会の開催地を決める投票が23日、フランスのパリで行われ、大阪での開催が決定した。55年ぶりの「大阪万博」開催に関係者は喜びに沸いている。
2025年万博には日本、ロシア、アゼルバイジャンの3か国が立候補し、フランスのパリに本部があるBIE(=博覧会国際事務局)で、加盟各国の代表による投票が行われた。
1回目の投票で最も多くの票を獲得した日本はロシアとの決選投票で過半数の92票を獲得し、開催国に選ばれた。
大阪府・松井知事「ここからスタート、世界がびっくりするような万博をしましょう」
大阪万博は、大阪湾に浮かぶ人工島「夢洲」で、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに約2800万人の入場者を想定している。
23日、投票に参加した各国からは、開催を祝うコメントが相次いだ。
ポーランド関係者「大阪はとても美しく、人は親しみやすいとPR映像を見て思った」「大阪の(誘致)プロジェクトは技術面でとても驚かされた」
リトアニア関係者「最高の万博となることを期待している」
アゼルバイジャン関係者「おめでとう。いい対決だった」
なお、安倍首相はコメントを発表し、「まさにオールジャパンで取り組んでこられた結果だ」「我が国を訪れる観光客が増大し、地域経済が活性化する『起爆剤』になると確信している」と期待感を示した。