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“だ捕” プーチン大統領“戒厳令”を批判

2018年11月29日 4:50

ロシアがウクライナの艦船をだ捕した問題で、プーチン大統領は28日、ウクライナ政府が事実上の戒厳令を導入したのは来年の大統領選挙対策だと批判した。

この問題は、ロシアが一方的に編入したクリミア沖で、ロシアの国境警備隊がウクライナの艦船に発砲したうえだ捕したもの。

プーチン大統領は28日、ウクライナが、政府の権限を強める事実上の戒厳令を26日から導入したことについて、ポロシェンコ大統領が来年春の大統領選に向けて、自身の基盤を強化するためだと批判した。

プーチン大統領「(事実上の戒厳令の導入は)ウクライナの大統領選挙が近いから、対立候補の選挙活動の邪魔をするためなのは明らかだ」

またロシアはウクライナが即時解放を求めている乗組員の勾留を決定するなど、両国の対立は深まっている。