グーグル ニューヨークに新オフィス整備
アメリカのIT大手、グーグルは17日、ニューヨークに新しいオフィスを整備すると発表した。「多様な人材の確保」などが狙い。
グーグルによると、新たなオフィスは「グーグル・ハドソン・スクエア」と呼ばれ、ニューヨーク、マンハッタン南部の複数のビルに整備される。
10億ドル、およそ1130億円を投じて既存のオフィスを増強する計画で、今後10年で雇用を現在の倍となる1万4000人以上に増やす。グーグルは、「ニューヨークは、世界で通用する多様な人材が集まる場所」としている。
こうした動きは、西海岸に本社を置く企業で相次いでいて、アップルは、今月13日にテキサス州に新しい社屋を建設すると発表。また、アマゾン・ドット・コムも東海岸に拠点を設ける予定で、「優秀な人材を確保したい」としている。