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中国版GPS、全世界でサービス開始

2018年12月28日 2:30

中国政府は、独自に開発を進める中国版GPS「北斗」がほぼ完成し、位置情報などのサービスを27日から全世界で提供すると発表した。

中国版GPS「北斗」は、衛星を使って位置を測定するもので、2012年からはアジア・太平洋地域でサービスを提供してきた。

北斗衛星ナビゲーションシステム・冉承其報道官「『北斗3号』の基本システムの建設は完成され、27日から世界に向けてサービスを提供することを発表する」

27日、中国政府は基本的なシステムが完成したとして、「北斗」のサービス範囲を広げて、全世界に向けて開始すると発表した。現在、位置を測定する精度は誤差が10メートルほどだということだが、2020年までにさらに12基の衛星を打ち上げ、精度を高めていくとしている。

「北斗」はアメリカのGPSに対抗して独自に開発を進めてきたもので、中国が力を入れる自動運転などハイテク産業の基盤となるもの。サービスの範囲が全世界に及んだことで、最先端技術をめぐるアメリカとの競争が激しくなるものとみられる。