×

文大統領「日本政府が謙虚な態度示すべき」

2019年1月10日 14:16
文大統領「日本政府が謙虚な態度示すべき」

韓国の文在寅大統領は10日、年頭の記者会見を行い、いわゆる元徴用工訴訟などをめぐり、「日本政府がもう少し謙虚な態度を示すべきだ」と述べ、日本の対応を批判した。

文大統領「日本の政治家や指導者たちが何度も政治争点化して、問題を拡散していくのは賢明な態度ではない」

文大統領はいわゆる元徴用工訴訟をめぐり、日本から請求権協定に基づく協議を要請されたことについて、「日韓の間には不幸な歴史があり、協定で解決できなかった問題が続いている」と述べた上で、「日本政府がもう少し謙虚な態度を示すべきだ」と日本の対応を批判した。

また、政府は三権分立の原則から司法の判断を尊重する必要があると強調。両国が知恵を絞って解決していくべきだとの従来の主張を繰り返すにとどまり、冷え込んだ日韓関係改善の糸口となるような発言はなかった。