トヨタ 北米で約170万台追加リコール
トヨタ自動車は9日、「タカタ」製のエアバッグの欠陥に伴い、北米で販売した約170万台の自動車の追加リコールを行うと発表した。
新たにリコールの対象となるのは、トヨタ自動車がアメリカやメキシコなど北米で販売した自動車約170万台で、「タカタ」製のエアバッグが搭載されているもの。このうちアメリカ国内で販売されたものが130万台と大部分を占め、2010年モデルの「カローラ」など12車種が対象となっている。
リコールは「タカタ」製エアバッグの欠陥に伴うリコール計画の一環で、トヨタは助手席のエアバッグ部品を無償で交換するとしている。
「タカタ」製のエアバッグをめぐっては、高温・多湿の環境で異常な破裂が起きる恐れがあるとされ、一連のリコールはアメリカ史上最大規模。