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「ファーウェイ」を捜査“企業秘密”窃盗か

2019年1月17日 19:35

中国の通信機器最大手「ファーウェイ」が、アメリカ企業から企業秘密を盗んだ疑いがあるとして、連邦検察が捜査していると、アメリカメディアが報じた。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、中国の通信機器最大手「ファーウェイ」が、アメリカの携帯電話大手「Tモバイル」から企業秘密を盗んだ疑いがあるとして、連邦検察が捜査に乗り出し、近く起訴する可能性があるという。

捜査のきっかけとなったのは、2014年にTモバイルが起こした民事裁判で、取引先だったファーウェイの社員がロボットなどに関するTモバイルの企業秘密を盗んだと訴え、ファーウェイはおよそ480万ドルの賠償金の支払いを命じられていた。

ファーウェイをめぐっては、経営幹部がアメリカの要請で、カナダ国内で逮捕され、中国側が反発しているが、今回の捜査の進展によっては、米中関係の新たな火種となる可能性がある。