囲碁・仲邑菫さん(9) 世界女王に敗戦
今年4月から史上最年少の10歳で囲碁のプロ棋士になる仲邑菫さんが、23日、女流世界最強といわれる韓国人棋士に挑んだが、悔しい敗戦となった。
仲邑菫さんが対局を行ったのは、22歳の韓国人棋士・崔精(チェジョン)九段。世界大会を連覇するなど女流世界最強との呼び声も高く、菫さん憧れの存在。
23日の対局は、菫さんが、修業先の囲碁道場にプロ入りを報告するため韓国・ソウルを訪れるのに合わせて実現。菫さんは鋭いまなざしで世界女王に挑んだが、およそ2時間の対局の末、悔しい敗戦となった。
仲邑菫さん(9)「まぁ、強かったです。テレビ(対局)だったので、ちょっと緊張した。もう少し力をつけたい」
崔精九段(22)「大きな潜在能力があると思いました」
4月のプロ入りに向け、菫さんの活躍にますます期待が高まりそうだ。