ロシアで反乱を起こした民間軍事会社ワグネルの戦闘員のためとみられるテントが、ウクライナの隣国ベラルーシで新たに確認されました。

AP通信によりますと、衛星画像を扱う会社「プラネット・ラボPBC」が公開した、ベラルーシにある軍事基地だった場所を撮影した衛星写真は、ウクライナとの国境から、およそ230キロの地点で撮影されたもので、先月15日には広い空き地が見えますが、先月30日には白と緑のテントとみられるものが新たに建てられているのが確認できます。

詳しいことは分かっていませんが、ベラルーシのゲリラグループなどの声明から、これらの建物がプリゴジン氏率いる民間軍事会社ワグネルの戦闘員を収容するために使われている可能性があるということです。

ワグネルをめぐっては、ベラルーシのルカシェンコ大統領が先週、ロシアで反乱を起こしたプリゴジン氏がベラルーシに入国したことを明らかにしています。