JOC・竹田会長の委員辞任をIOCが承認
東京オリンピックの招致をめぐり、フランス司法当局の捜査対象になっているJOC(=日本オリンピック委員会)の竹田恒和会長について、IOC(=国際オリンピック委員会)は竹田氏のIOC委員退任を承認したと発表した。
IOCは26日に開かれた理事会で、竹田会長の辞表を受理し、竹田氏がIOC委員から退任することを承認した。退任の理由について、IOCの広報担当者は辞表の内容を明らかにしていないが、「東京オリンピックの開催が迫る中で、竹田氏が退任を決断したことに感謝している」とコメントしている。
IOC理事会は27日も開かれ、東京オリンピックでの韓国と北朝鮮の南北合同チームの結成などについて承認が諮られる見通しで、竹田氏の退任表明後、初めて記者会見する予定のバッハ会長らの反応が注目される。