香港で２８日、民主派団体などが、中国への容疑者引き渡しを可能にする条例の改正に反対する大規模なデモを行った。

民主派団体などが行ったデモは、主催者発表で１３万人以上が参加し、前回を大幅に上回る大規模なものになった。

香港では現在、香港で犯罪を犯した容疑者の中国本土への引き渡しを可能にする条例の改正案が審議されていて、中国を批判して拘束されれば、移送される恐れがあると懸念されている。

香港では今月、民主的な選挙を求めた「雨傘運動」の呼びかけ人らが、実刑判決を受けていて、言論の自由が脅かされているとの批判も出ている。