アメリカのカリフォルニア州など42の州と区が24日、インスタグラムの中毒性が若者のメンタルヘルスに悪影響を与えているとして、運営するメタを提訴しました。

提訴したのはカリフォルニア州、ニューヨーク州、イリノイ州など41の州と首都・ワシントンの司法当局です。

訴状などによると、メタは利益を得るために強力で前例のないテクノロジーを使い、子どもたちをインスタグラムやフェイスブックに誘惑し、陥れていると主張しています。

うつ病や不眠症などマイナスの結果と関連していることは調査により明らかだと指摘し、メタに対し、損害賠償などを求めています。

訴えを受け、メタは「10代の若者に安全で健全なオンライン体験を提供するため、30以上の対策を導入してきた。この道が選択されたことに失望している」などと反論しています。