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トランプ大統領訪英 “おもてなし”&抗議

2019年6月4日 13:11

アメリカのトランプ大統領は3日、国賓としてイギリスを訪問した。エリザベス女王主催の晩さん会が開かれるなど、手厚いもてなしの一方、トランプ大統領の言動に対する抗議の声もあがっている。

トランプ大統領はイギリスに到着後、バッキンガム宮殿でエリザベス女王やチャールズ皇太子など、ロイヤルファミリーに出迎えられたほか、夜には公式晩さん会に臨んだ。

イギリスとしては、手厚くもてなすことでEU(=ヨーロッパ連合)からの離脱を見据えて、アメリカと安全保障や経済面での関係を強化したいとの思惑もある。

一方、国民の間では、トランプ大統領のこれまでの女性蔑視や人種差別的な言動に反発する動きも起きている。

ロンドン市内では、4日もトランプ大統領に対する大規模な抗議集会が行われる予定。

さらにロンドンのカーン市長も、国賓として迎えることを批判した。

ロンドン・カーン市長「(大統領を)レッドカーペットを敷いて国賓として迎えるべきではなかった」

これに対してトランプ大統領も早速ツイッターで「彼の市長としての仕事はひどいものだ。批判は愚かなことだ」と応酬するなど、“空中戦”も繰り広げられている。