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習主席の国賓としての訪日 来春に検討

2019年6月21日 22:25

中国の孔鉉佑大使が21日、日本記者クラブで会見し、習近平国家主席の国賓としての日本訪問が、来年の春に検討されていることを示唆した。

孔鉉佑大使「希望としては、季節のいい時にぜひ実現したい。たとえば桜満開の時期とか」

孔大使は、またG20に合わせて開かれるアメリカとの首脳会談が「国際社会が期待する結果になってほしい」と述べ、貿易問題の前進に期待を示した。

一方、アメリカの一国主義や保護主義が国際社会を憂鬱(ゆううつ)にさせていると批判し、自由貿易を守っていくのが中国と日本に与えられた責務だと述べて、G20議長国である日本の安倍首相の役割への期待感もにじませた。

また、朝鮮半島問題については、日本の建設的な役割に期待するとした上で、安倍首相が前提条件なしで臨むとしている日朝首脳会談については、「歓迎し、サポートしたい」と述べた。

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