香港逃亡犯条例巡り、G20参加国に陳情書
中国本土への容疑者引き渡しを可能にする逃亡犯条例の改正案を巡り、抗議活動が続く香港で26日、市民グループがG20大阪サミットの参加国に陳情書を提出した。
26日の抗議活動には1000人以上が参加した。逃亡犯条例の改正案を香港政府に撤回させるため、国際社会の後押しを得ようと、日本やアメリカなどG20サミット参加国の領事館を回り、陳情書を提出した。
参加者「香港で起きていることをG20参加国に伝えて、中国に圧力をかけてほしい」
G20大阪サミットでは、アメリカ政府が米中首脳会談の場で香港問題を取り上げるとの考えを示したのに対し、中国政府は内政干渉だと激しく反発している。