米露首脳会談“関係改善を目指す”で一致
G20大阪サミット(=20か国・地域首脳会議)にあわせて28日午後、アメリカとロシアの首脳会談が行われ、冷戦後最悪と言われる関係の改善を目指すことで一致した。
およそ1年ぶりとなったトランプ大統領とプーチン大統領の米露首脳会談は1時間半ほど行われた。
アメリカのホワイトハウスによると、「関係改善はお互いと世界の利益になる」との認識で一致したという。
また、会談では、トランプ大統領がプーチン大統領に対し、来年の大統領選に介入しないよう声をかける場面もあった。
アメリカ・トランプ大統領「大統領選に介入しないでくれよ」
また、両首脳は今後、INF(=中距離核ミサイル)全廃条約など、核軍縮をめぐる2つの条約が失効したり期限を迎えることを受け、「21世紀型の軍縮」について話し合いを続けることで一致、トランプ大統領は中国も加える必要があると主張したという。